愛着の投稿文たち 3これは、初めて長文として採用されたモノで、ずいぶん昔の投稿ではあるのですが、忘れられない一文です。 娘、3歳でした。 「優しい親と良い親は違う!」 何事も穏やかに済ませたいタイプの私は、『出来るだけ怒らない、話して きかせるしつけ』を心がけてきました。ところが夫は、近頃めっきり言うこ とをきかなくなってきた娘に対し厳しく叱り、それでもダメな時はおしりを 叩きます。私にはそれがとても威圧的に感じられ、口論になることもありま した。 ところが先日、私が台所で片付け物をしていると、隣の部屋で遊んでいた 主人と娘の会話が聞こえてきたのです。 「パパってこわい?」 「・・・こわくない」 「パパは君が大好きで、どんなことでもしてあげられるけど、いけない事を すれば叱るからね。そうしないと、君が大人になった時に困るんだよ」 「ふ~ん・・・?」 そのやりとりを聞いた私は、ハッとさせられてしまいました。厳しさが悪 であると思っていた私ですが、優しい親と良い親がイコールではないこと に、その時改めて気付いたのです。 礼儀や常識は親が中心となって教えるべきで、根底に深い愛情のある親だ からこそ、叱ったり叩いたりしながらも我が子にそれらをしっかり伝えてあ げることが出来るのでしょう。 今後も、夫と私が互いの教育方針を尊重しあい、バランスのとれたしつけ をしていきたいと思います。 ジャンル別一覧
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